10月1日(日)犬の理学療法インストラクター師範養成講座 大阪泉大津
犬も人間と同じく日々の生活、病気、手術、事故そして加齢などにより筋肉の柔軟性、運動機能が徐々に時に突然失われることがあります。また、思うように動くことが出来ないことが心の病に繋がることもあります。本講座では当院で行っている筋骨格の調整技術を学びます。筋肉と腱(スジ)を健康な状態に戻すことで内臓、骨、動きそして精神状態が整っていきます。
講義内容は、基礎編、応用編及び実習編からなり、診断法、筋弛緩法、筋骨格調整法及び病気症状別の調整法を易しいものから難しいものへと段階を経て学んでいきます。
第1~2部で犬の体の臓器、体液、消化吸収の基礎
第3部ではフードの見分け方、足りない栄養素の知り方
第4部は症状を治すための献立の組み方の基礎
第5部 代表的な病気状態に対する食事献立の基礎
第6部 食事療法をより知る、パワーアップするための実用的な栄養学
第7~10部では触診と経絡検査で犬の体の状態を知る方法、相談を受けた際の問診の取り方と聞き取りのコツ、を行います。
目次
[1日目]1時限目
診断法 基本 ~触診と動きで調整箇所を知る~
触診と動きの観察から筋骨格の不具合の箇所を見つける基礎的な方法を学びます。
2時限目
筋骨格弛緩法 基礎 ~筋肉、骨格の緩め方~
筋骨格の調整前後に緩めることで効果は高まります。筋骨格を弛緩させる方法を学びます。
3時限目
筋骨格調整法 基礎(1) ~背骨、腰~
故障しやすい背骨と腰部の基本調整法を学びます。あらゆる運動は背骨と腰を中心に行われます。また、背骨と腰を健康に保つことがわんちゃんの運動能力を衰えさせない、回復させる鍵になります。
4時限目
筋骨格調整法 基礎(2) ~肩、四肢~
肩と前肢後肢の基本調整法を学びます。背骨と腰の異常が肩周りと肢の異常へと繋がります。わんちゃんにも利き肢があり、加齢、事故又は病気などで利き肢に負担が大きくかかり故障の原因となりますので調整法を学んで負担を減らします。
1時限目
診断法 応用 ~関節の緩みと詰まりを知る、内臓疾患が体の動きを変える~
お散歩の仕方、生活習慣によって各関節に緩み、詰まり、歪みが生じ不調が起こることがあります。また、臓器の不調が体の動きに影響を及ぼすことがあります。動きから臓器の不調を知る方法を学びます。
2時限目
筋骨格トレーニング法 ~筋肉、骨格の緩みを締めて調整する~
関節の緩み、骨同士の間隔の詰まりを修正するトレーニング法を学びます。
3時限目
筋骨格調整法 応用 ~頚部、腰、股関節、靭帯、腱~
体全体の動きに影響を及ぼす繊細な箇所である頚部と股関節、慢性化し萎縮した靭帯、腱を調整する方法を学びます。
4時限目
わんちゃんで多く認められる病気及び症状の診断法、評価方法を学びます。
・肢のひきずり、歩様(歩き方)の異常
・椎間板ヘルニア
・腰痛・神経痛
・ナックリング
・内臓疾患(下痢軟便など消化器疾患、肝臓胆嚢疾患、膵臓疾患、膀胱疾患)
・脳神経疾患(情緒不安定、てんかん等)
取得資格:
試験に合格の後、課題提出後に一般社団法人犬猫の食と自然医療の学校より“犬の理学療法インストラクター師範”の認定証を授与いたします。
費用:15万円(税込16万5千円)
オリジナルテキスト、認定証発行代、解剖ソフトウェア代込み
開催日時及び開催場所
大阪府泉大津市春日町9-1
レンタルスペース「マドレの庭」
(南海本線泉大津駅より徒歩5分)
担当講師
田中真理子
ワンちゃんの自然療法ケア健幸サロン〜あん〜
犬の食事療法インストラクター上級師範
犬の食事療法インストラクター師範養成講座 認定講師
お申込み・お問合せ先
メール:anzu.110110@gmail.com
インスタグラム:DMにて受け付けています
https://instagram.com/an_salon110?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==